【ボツ本】書評を断念した本を紹介する

 

 折角、本を買い、読んでも、書評をするには何かが足らない本がちらほらあります。その本が溜まってきました。そこで、なぜボツになったか?何が不満だったか?を書くことにしました。

 

ボツ本1:竹中平蔵『知っていると役に立つ世間話』(宝島社、2013)

 簡単すぎる。うちのおかんでも知ってる内容。誰をターゲットにした本なのかが分からない。初心者向けなら池上さんの本を読めばいい。内容は分かりやすいのだけれども、量がないのが惜しい。竹中さんの『経済ってそういうことだったのか会議』がすごく良い出来だったので、残念。この本で僕は経済学部に行こうと決心しました。そういうことだったのか会議の情報を新しくした本が出たら買います。

 

ボツ本2:下村裕『卵が飛ぶまで考える』(日本経済新聞出版社、2013)

 まず値段が高い。1700円は痛い。1500円が上限。僕は500円なら買う。疑似科学の部分は参考になるが、全体的なこと、いいたいことは言い古されていることで、改めて読む必要もない。この本のメインである、「ちょっとした疑問を実証して考える」部分は、読んでいてワクワクするが、少し文系人間には難しい。エッセイだからといって寝ながら読んでいると訳が分からなくなるので注意したい。

 

ボツ本3:徳岡孝夫『人間の浅知恵』(新潮新書、2013)

 徳岡さんの毒が強くて、食当たりになった。週1回雑誌のコラムなら、ちょうどいいが、纏まって本になると無理だった。ただし内容は良い。

 

 また3冊程度溜まったら更新します。以上です。m(__)m