2013-11-01から1ヶ月間の記事一覧

2015卒就職活動生に対するささやかなアドバイス3つ

僕は2014年度卒の就職活動組として就活をしました。そして運よく今の内定先に拾って就活を終えることができました。 今日は12月1日、15年卒の就活の解禁日です。ということでささやかなアドバイスを送ることにしました。これはtipsのようなもので、もし、「…

胡散臭いと思うなかれ-【書評】中山智弘『元素戦略』(ダイヤモンド社、2013)

差し迫る危機とは何か?そのひとつが「元素危機」である。 今後の自動車産業の主軸となるハイブリット車や電気自動車に必ず使われるネオジム磁石が使われている。そのネオジム磁石を作るには、希少元素の「ジスプロシウム」が必要である。また、液晶テレビや…

【書評】東浩紀編『福島第一原発観光地化計画』(genron、2013)

東浩紀さんが編集した『福島第一原発観光地化計画』を読みました。本書は思想地図β4-1の『チェルノブイリ・ダークツーリズム・ガイド』の続編となっています。B5版190頁フルカラーで写真や論考が満載で、とてつもない情報量の一冊になっています。 「福島第一原発観光地化…

【書評】渡辺明『勝負心』(文春新書、2013)

渡辺明さんの『勝負心』を読みました。僕は趣味で将棋をしています。渡辺先生は次世代のエースとして活躍されていて、強烈な強さを持っているという印象を持っています。若手の代表格である渡辺さんが何を考えているのかが知りたかったので、読んでみること…

【書評】岡田匡『糖尿病とウジ虫治療』(岩波書店、2013)

岡田匡さんの『糖尿病とウジ虫治療』を読みました。僕がいつも読んでいる書評サイトの「honz」さんでちょっと前に紹介されていて、面白そうなので、いつか読みたいと思っていました。そしたら、先日、別件で大学図書館に行ったときに、新刊コーナーに置いて…

【書評】津田敏秀『医学的根拠とは何か』(岩波新書、2013)

津田敏秀さんの『医学的根拠とは何か』を読みました。帯に「福島、水俣、薬剤データ改ざんーすべて根は同じ」と刺激的なことが書かれており、原発問題に興味を持っている僕としては、読まないという選択肢はないので、読んでみることにしました。 僕は卒業論…

【書評】池上彰『池上彰のニュースの学校』(朝日新書、2013)

池上彰さんの『池上彰のニュースの学校』を読みました。 本書の目的は、受け身」の姿勢ではなく、常に問題意識を持って、自分なりに理解することです。」 そのために、新聞・雑誌・本から池上さんオススメの方法が書かれています。そして、その土台として、…

【書評】佐高信・佐藤優『世界と闘う「読書術」』(集英社新書、2013)

佐高信さんと佐藤優さんの『世界と闘う「読書術」ー思想を鍛える1000冊』を読みました。佐藤優さんが前に立花隆さんと同じような本(『ぼくらの頭脳の鍛え方』(文春新書、2009))がためになったので、読んでみることにしました。 最初に注意です。「読書術…

【書評】佐藤オオキ・川上典季子『ウラからのぞけばオモテが見える』(日経BP社、2013)

佐藤オオキさんの『ウラからのぞけばオモテが見える』を読みました。本書は書評サイトの「honz」さんで、ライフネット生命の社長の出口治明さんが読みたい本として挙げられていたので、読んでみることにしました。(このページの一番下) また、実際に本屋さ…

【書評】フアン・カルロス・クベイロ、レォール・ガジャールド『グアルディオラのサッカー哲学』(実業之日本社、2011)

『グアルディオラのサッカー哲学』を読みました。なぜ、グアルディオラさんが優秀な監督になれたのか?が知りたかったので、読んでみることにしました。 グアルディオラさんはスペインのサッカーチーム「バルセロナFC」で活躍し06年に引退、監督としてバルサ…

【書評】瀧本哲史『君に友だちはいらない』(講談社、2013)

瀧本哲史さんの『君に友だちはいらない』を読みました。 瀧本さんは、東大法学部卒業後、東大法学部の助手として働いた後、マッキンゼーに入社し、例のごとく独立します。独立した後、日本交通の再建に携わり、エンジェル投資家として活動しながら、京大の准…

本の大量処分から生存した書籍5冊

来年に引っ越すことが決まり、引っ越しの見積もりをお願いするにあたって、書籍を大量に処分することにしました。実家に本を送り返すことも考えましたが、冊数があまりにもあること、重量があるため料金が高いこと、実家に収納スペースがないことから、処分…

【書評】星覚『坐ればわかる』(文春新書、2013)

星覚(セイガク)さんの『坐ればわかる』を読みました。 題名を見て、なぜ、「座れば~」じゃないのか?とふと思いました。そこで調べてみると、「座る」:人が座る場所のことで、「坐る」:座る動作を示す、という違いがあるそうです。常用漢字を決める際に…

【書評】溝口敦『暴力団』(新潮新書、2011)、溝口敦『続・暴力団』(新潮新書、2012)

溝口敦さんの『暴力団』『続・暴力団』を読みました。 僕は北野武さんのヤクザ映画が大好きです。「アウトレイジ」や「その男、凶暴につき」「3-4x10月」などで見るあの世界は本当なのか?銃を連射して虫けらのように惨殺するのか?暴力団同士の抗争は本…

最近、風邪を拗らせやすくなった三つの理由

最近、風邪をしばしば拗らせるようになりました。 僕は大学に入るまで超健康体で、風邪はインフルエンザ1回と普通の風邪が2回ほどしか拗らせませんでした。それが大学に入ってから、特に3回生になってからは年2回ほど拗らせています。(現在、自分は4回…

【書評】堀江貴文『ゼロ』(ダイヤモンド社、2013)

堀江貴文さんの『ゼロ』を読みました。本書はwebサイトの「cakes」で、連載されており(全部読むためには課金が必要)、本の制作過程をすべてニコ生、メルマガで公開するといった挑戦的なプロジェクトとなっています。 無料公開分を読んで、絶対に買うことを…

【書評】放射線と冷静に向き合いたいみなさんへ

『放射線と冷静に向き合いたいみなさんへ』を読みました。 どうしても原子力の問題を自分の中で決着を付けたいので、改めて勉強しながら読むことにしました。 まず驚いたことがあります。200頁に記述があります。放射性物質がまき散らされる要因としては、①…

【書評】(株)OJTソリューションズ『トヨタの育て方』(中経出版、2013)

OJTソリューションズさんの『トヨタの育て方』を読みました。 僕は来春から新社会人なので、どういう育てられ方をするのだろうか?気を付けておくべきことはないか?を見つけるために読んでみました。新入社員の教科書みたいな本だけを読んでいても、理解で…

【書評】クリストファー・スタイナー『アルゴリズムが世界を支配する』

アルゴリズムが世界を支配する (角川EPUB選書) 作者: クリストファー・スタイナー,永峯涼 出版社/メーカー: 角川書店 発売日: 2013/10/08 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (1件) を見る